2024年11月3日(日)から生産工学部で始まった桜泉祭のメインイベントと言えばお神輿.2011年に数理情報工学科神輿が復活して今年が13年目,一時期は担ぎ手が減ったものの,近年では非常に多くの学生が集まり,全学科の中で一番盛りあがった学科の一つです.
古市研究室 3年生の杉﨑亮太君がこの夏休み中CG担当の一人として制作に取り組んでいたMILLENNIUM PARADEの新曲「KIZAO」のMV (Music Vdeo)がこの度公開され,公開後4日で視聴数が220万回を超えました.
杉﨑亮太君は先日CG-WORLDでも活躍したメディアデザインコースの所属で,今回担当したのはMV中の背景となっている混沌とした東京のビル群の一部ですが,MILLENNIUM PARADEのコンセプトである「KONG TONG TOKYO(混沌東京)」と実にマッチしています.皆さんもYouTube上の動画をご覧いただき,CGの可能性に興味を持っていただければと思います.なお,動画末尾のエンドロールの一番最後右下に,RYOTA SUGISAKI が CG Artist 5人の一人として書かれているので,探してみてください.
なお,杉﨑君は今年「魔法使いの夜×Fate/Grand Order コラボレーションイベント告知PV」の教室が破壊されるシーンも担当しました,以下の動画もご覧ください.
NHK総合の番組「所さん!事件ですよ」に古市先生が出演しました(NHK総合2024年9月28日(土)18:05-18:35).
これまで古市先生は「歴史探偵」等歴史番組に出演する事が多かったですが,今回は初の情報バラエティ番組への出演,テーマは「様変わりする“ゲーム”」です.ゲームの持つチカラが,わかりやすく紹介されました.
番組名:所さん!事件ですよ 会社でマージャン講習会!?様変わりする“ゲーム” 放送局:NHK 総合 本放送日時:2024年9月28日(土)18:05〜18:35 再放送日時:2024年10月3日(木)23:00~23:30 ※インターネット配信のNHKプラスあり ただし,以下の各地域では本放送日時での放送はありませんので ご注意ください.再放送日時またはNHKプラスでの視聴をお願いします. 関西地方(大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山、三重) 九州地方(福岡、長崎、大分、佐賀、宮﨑、熊本、鹿児島、沖縄)
今回番組が対象とするのは,近年様々な分野で使われるようになった「ゲーム」.本番組が2015年に開始した時の番組名は「所さん!大変ですよ」,この時から数えると既に番組では330を超えるテーマが扱われてきましたが,ゲームは今回が初めて.所さんと木村さんの司会により,番組中で取り上げられるゲームに関する専門家としてはプロ麻雀士の松嶋桃さん,筑波大学でe-sportsを含む体育科学が専門の松井崇先生に加えて,シリアスゲームの専門家として古市先生がコメンテータとして出演します.
我が国では近年ゲームの持つ様々な力(人の知的好奇心をあおるチカラ,人を夢中にさせるチカラ等)をそれぞれの分野で活かそうとする方が増加しており,本番組ではそのような利用例がいくつか紹介されます.今後,もっと多くの分野,特に教育や会社の研修分野でこのチカラが利用されることを,番組に出演してこれまで以上に感じましたと,古市先生は番組出演後に言ってました.
工藤博政君(M2 髙橋研究室)が「機械学習を用いた波形分類モデルの構築」、川田剛資君(M2 見坐地研究室)が「筋骨格数理モデルを用いた上部消化管内視鏡検査時の医師の身体負担度解析」のテーマで一般社団法人日本機械学会 2024年度年次大会(愛媛大学:9月11日)のポスターセッションで発表しました。
どのテーマも注目度が高く、たくさんの質問がありました。両君とも自分の言葉でわかりやすく回答していました。数理・シミュレーション分野における日本大学生産工学部数理情報工学科のプレゼンスを示せたと思います。
(公益社団法人)自動車技術会 振動騒音部門委員会(委員長:数理情報工学科 見坐地先生)が主催する「若手技術者育成プログラム」~先輩から聞く自動車開発の面白さ,やりがい~ が9月6日(金)日本大学理工学部駿河台キャンパスのタワー・スコラで開催されました。
自動車メーカーの実務経験豊富な現役技術者(日産,ホンダ(日大OG),トヨタ)から学生に熱い言葉で講演され,学生にとって非常に貴重で有意義な時間であったと思います。学生の皆さん日本経済を支えている自動車関連業界に是非来てください。尚、このイベントは日本大学 生産工学部と理工学部の協力のもと実施しました。
ユトレヒト芸術大学の学部3年生Bryan君が,数理情報工学科での5ヶ月間のインターンシップを開始しました.
数理情報工学科には様々な国の学生が数理情報工学を学びにやってきますが,オランダからはシリアスゲームの構築法を学びに来る学生が多く,今年はユトレヒト芸術大学から学部3年生のBryan君が9月から古市研究室にやってきました.
これから5ヶ月間で「メタ認知能力の向上」を目的としたシリアスゲームの開発を行い,来年2月または3月の情報処理学会または日本デジタルゲーム学会での発表を目指します.
日蘭5人のチームで完成を目指す「メタ認知能力の向上」を目的としたゲームは,SNS上に混在する偽情報,誤情報,害意情報に加えて,プラットフォーム側に設置されたレコメンデーションアルゴリズム等により形成されたフィルターバブルやエコーチェンバ等,意図的に個人または集団を対象として各種認知バイアスを駆使して偏向した内容に加工されて発信される情報に対する対処能力を高めるためのゲームとなるそうです.ただ,課題がシリアスなため面白いゲームにするのは難しいですが,これを如何にして若者達が興味を持ち夢中になるゲームとするか,日蘭の若者達のアイデアが楽しみです.
数理情報工学科の教員と学生は夏休み期間中に世界各地で行われる学会で発表をしますが,学会から招待されて講演をする場合もあります.
2024年9月3日〜4日に日本大学理工学部のタワースコラで行われた「日本交通科学学会」では,数理情報工学科の古市先生が「安全・安心な社会の実現に向けてのモデリング&シミュレーション」というタイトルで特別講演を行い,自動運転とAI等最先端の技術開発をする上で技術者や研究者が考慮するべき技術者倫理等について,モデリング&シミュレーションの観点から講演されました.
2024年8月4日〜6日に韓国の全州大学で開催された Jeonju Globel Game Jam 2024に数理情報工学科のシミュレーション・データサイエンスコースとメディアデザインコースの学生3人が出場,2名がそれぞれCooperation賞と韓国ゲーム開発者協会理事長賞を受賞しました.
来年もまた,日本大学のゲーム開発力を世界の場で試すために,参加したいと思います.数理情報工学科の1年生と2年生は,ゲームをプレイするスキルに加えて,今からデザインするチカラと開発するチカラとコミュニケーションするチカラを磨いておきましょう!
8月3日‐6日にシンガポールでICCES(International Conference on Computational & Experimental Engineering and Sciences)が開催され,数理情報工学科の伊東先生と外山君(見坐地研究室M1)が発表しました。ICCESは今回が30回目の記念カンファレンスでした。約1,000件の発表,参加者が1300人以上と非常に大きな国際学会でした。
2024年6月3日(月)20:00-21:00 に,古市先生と粟飯原先生(現在理工学部助教)がYoutubeライブ「SQOOL加藤のゲーム研究室」に出演し,大学でゲームを研究する意義と魅力をお伝えしました.
当日のライブ記録動画(アーカイブ)はこちら↓から(続くページで)ご視聴ください.
3年生杉﨑亮太が250時間かけて制作した作品 "ScifiDeco"が,CGWORLD (Vol. 321) 2024年8月号の個人クリエイター作品ギャラリーで選ばれ,掲載されました. 杉﨑君はプロを目指して現在技を磨いてますが,大学では3年生の仲間たち4人でチームを組み,シリアスゲームの開発を進めています.
2024年8月27日(火)〜29日(木)に第10回シリアスゲームジャムが開催されます.ゲームをプレイすることの好きな学生は,この機会に創る側のチカラをつけると将来何かとタメになります.初心者歓迎,1年生大歓迎,TAが付きます.高校生も参加する他,中学生の参加も期待されています.
自動車業界に興味のある学部生&院生の皆さんに,数理情報工学科の見坐地特任教授が委員長を務める(公社)自動車技術会 振動騒音部門委員会主催のイベントを紹介します.
なお,このイベントは理工学部の協力のもと実施します.
最前線で活躍する各自動車メーカーのエンジニアが自動車開発の面白さとやりがいについて,具体的な事例をもとに学生の皆さんにもわかりやすく発表します.DX時代の自動車開発の現状についても話されます.その後,参加した学生の皆さんと発表した各メーカーのエンジニアの方々との懇談会もあります.学生の皆さんが普段疑問に思うこと等をフランクにキャッチボールできる雰囲気の懇談会です.
自動車関連業界では日大OBOGがたくさん活躍しています.是非,このイベントに参加し日大生としての誇りも感じてください.
2024年4月10日,新入生は教員と一緒に学外オリエンテーションに行きました。今年の行き先はマザー牧場,バス5台連ねて日帰りで行ってきました。これから4年間,仲間と一緒に頑張りましょう!
2024年4月3日,体育館で令和6年度の開講式が行われ,4月4日には数理情報工学科の新入生ガイダンスを37号館の教室で行いました.
2024年3月27日,日本大学本部で令和5年度の永年・多年度勤続表彰が行われ,数理情報工学専攻からは3人の教授が多年度勤続者として表彰されました. 受賞者の1人である古市先生は,林真理子理事長にお会いするのが初めてだったようで,NHKの歴史探偵にも5月に出演するので是非ともご覧になってください,とお伝えしたそうです.
令和6年3月25日(月),生産工学部キャンパスの桜はまだ固い蕾の中,令和5年度の学位記授与式を挙行し,数理情報工学科と数理情報工学科の学生達が学位記を授与されました.
第9回シリアスゲームジャム(SGJ9)が2024年3月5日〜7日に日本大学理工学部駿河台キャンパスのタワースコラで行われ,3日間の会期を終えて7つのシリアスゲームが開発され, インディーゲームの配信サイトitch.ioで公開された.
今回のシリアスゲームジャムSGJ9のテーマは「防災」.わが国は大規模震災の発生が多く,防災や減災に対する関心は高いものの,備えが十分できていない人が一定数いる.そこで,SGJ9ではゲームのチカラを防災に対する備えへの関心向上に活かすことをテーマとし,3日間でシリアスゲームを7本制作するのを目標として35人が参加した.前回の第8回シリアスゲームジャムの参加者が25人だったのと比べ,今回は10名多い.一番多かった時は第2回シリアスゲームジャムの50名だったので,規模としては中規模であったといえるであろう.
2024年2月25日~28日に台湾で開催された「第一回ろう野球世界大会」に数理情報工学科4年生の殿山塁規君が日本代表選手として参加し,全勝により見事世界一の達成に貢献しました.
第9回シリアスゲームジャムが2024年3月5日〜7日に日本大学理工学部駿河台キャンパスで行われており,数理情報工学科の2年生と4年生の学生が参加して3日間でのゲーム制作を楽しんでいます.
今回のテーマは「防災・減災への理解を深める」,日本は地震等の大規模災害が多いですが,その日に備えた備蓄等は十分にできていない人が一定数います.そのような人をゼロにすれば,もしかしたら大規模災害がきても被害を最小化できるのではないかと考え,このようなイベントを古市先生は理工学部の松野先生や粟飯原先生,近畿大学の島崎先生,青山学院大学の高澤先生,東京大学の吉田先生等と企画して実施しています.
2024年3月7日に日本大学Web研究発表会が更新され,これまで”情報科学”の分野としては数理情報工学科と文理学部の教員だけが紹介されていたのに加えて,理工学部の教員が加わりました!
毎年この時期に数理情報工学科の学生は各地で行われる学会で日頃の研究成果を発表します. 2024年2月23日〜25日に大阪樟蔭女子大学で開催された第14回日本デジタルゲーム学会年次大会では,ゲーム開発やゲーム研究を行う全国の研究者と学生が集まって成果を発表,数理情報工学科からは3年生2名が参加して「認知的不協和理論に基づく行動の習慣化達成アプリの試作」というタイトルで発表しました.