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シリアスゲームとは世の中の課題解決を目的としたゲームのことです.数理情報工学科メディアデザインコース3年生向けの講義「ゲームプログラミング及び演習」では,基本的なゲームプログラミングを学んだ後,チームを編成してシリアスゲームを制作して世界に発信する技術を学びます.2024年2月にコロナ社から出版された「シリアスゲーム」では,わが国を代表するシリアスゲームの研究者5名により,シリアスゲームの定義や様々な分野での応用事例,開発法等についてまとめました. 数理情報工学科の古市昌一先生が担当した第5章の構成は次の通りです.わが国ではまだ少ないシリアスゲームの開発者を目指す学生の皆さんには,ピッタリの一冊です.

第5章 シリアスゲームの開発方法
5.1 シリアスゲーム開発方法普及の重要性
  5.1.1 ソフトウェア工学とゲーム開発
  5.1.2 一般的なゲーム開発とシリアスゲームの開発の相違点
  5.1.3 シリアスゲーム開発プロセスSGDP
5.2 シリアスゲーム開発の実際
  5.2.1 開発者自ら課題に対して調査を行う場合
  5.2.2 ユーザーと専門家の協力を得て開発する場合
  5.2.3 専門のSEと共同で開発する場合
コラム:シリアスゲーム命名クラーク・アプト博士
 5.3 シリアスゲーム開発法の普及活動:シリアスゲームジャム

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浦上准教授が執筆した複雑知能システムに関する解説記事が「人工知能学会誌」の最新号に掲載されました。複雑知能システムとは、浦上准教授が提唱する新しい概念で、生命や人間、社会における情報処理をヒントに既存のAI(人工知能)を一新する方法です。

数理情報工学科の浦上准教授が執筆した書籍『セルオートマトンによる知能シミュレーション』(共著)がオーム社より出版されました。 本書は、コンピュータの最も基礎的な部分から最先端の人工知能技術までを、0と1の世界でシミュレーションする方法を解説したものです。

数理情報工学科の古市昌一先生が,97人のうち一人のクリエイターとして執筆を担当しました.表紙の写真から古市先生を見つけられますか? 答えはこの記事の末尾に書いてあります.


表紙の顔写真一番上段の右から三人目です