日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

情報工学コース3年の木下君が今春より年末まで米国・オハイオ州ケント市にあるケント州立大学に留学中ですが,海外派遣研究員として各国の大学を訪問中の古市先生が,10月27日にComputer and Information Science(数理情報科学科)を訪問し,同級生の米国人の学生さんと3人で会食してきました.当日は18:00までWebデザインの講義だったためその後約3時間の会食でしたが,その間ずっと3人の会話は英語で,英語の上達振りを実感しました.秋学期(8月〜12月)は主として情報工学関連の講義を履修しているとのことですが,スタディメイトも沢山いて一緒に勉強しているようで,帰国後の活躍が楽しみです.なお,ケント州立大学と生産工学部とは学術協定を結んでおり,毎年生産工学部の学生がケント州立大学で2学期学ぶことができます.就職にもとても有利な海外留学制度,後輩の皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか.

ケント州立大のゲート(向こうに見えるのがダウンタウン)

日本大学生産工学部と米国ミシシッピ州立大学は去る6月に学術協定を締結しましたが,その一環として数理情報工学科の見坐地研究室は共同研究を開始しました.その第1回研究ミーティングが8月27日(木)に行われ,見坐地研究室の大学生4名は英語で中間報告を行いました.生産工学部はグローバル化が急速に進んでいますが,海外の研究者との共同研究は学生の皆さんにとって英語を勉強する大きなモチベーションにつながっているようです.今回の研究ミーティングの結果,数理情報工学科では古市研究室でも共同研究を進めることが決まりました.

本日(2015年6月30日)生産工学部及び数理情報工学科では米国イリノイ大学(University of Illinois at Urbana-Champaign)からのゲストをお迎えし,落合学部長への表敬訪問の後,米国イリノイ大学を卒業された数理情報工学科の古市研究室を訪問されました.古市研究室では学生が開発した交通シミュレータやLineHo!ckey等をはじめとするシリアスゲームを見学された他,未来工房等の施設を見学されました.米国イリノイ大学からは昨年芸術学部長が数理情報工学科を訪問される等,今後も引き続き研究者間の交流が期待されます.

2015年6月23日(火),米国ミシシッピ州スタークビルに所在するミシシッピ州立大学(MSU)で,日本大学生産工学部とミシシッピ州立大学間の教育及び研究に関する覚書(MOU)の調印式が行われ,落合学部長を団長とする訪問団の一人として古市先生が調印式に参加しました.本覚書の調印により,今度両大学間での研究者及び学生の交流が促進します.学生の皆さんにとっては,留学先の一つとして考えることが可能となります.

本日(2014年6月17日)生産工学部及び数理情報工学科では米国イリノイ大学(University of Illinois at Urbana-Champaign)の芸術学部長他ゲストをお迎えし,落合学部長への表敬訪問の後,米国イリノイ大学を卒業された数理情報工学科の古市研究室を訪問されました.古市研究室では学生が開発した交通シミュレータやLineHo!ckey等をはじめとするシリアスゲームを見学された他,未来工房等の施設を見学されました.今後このような研究者間の交流が期待されます.

ハリウッドで有名なリズム&ヒューズスタジオ(Rhythm & Hues Studios)でレンダラ―としてご活躍中のToshi Katoさんが,11月1日(金)の午後数理情報工学科へお越しになり,西澤研究室と古市研究室を訪問されました.Toshi Katoさんは1984年に松井研をご卒業され,大学時代からアルバイトプログラマとして活躍されていた日本初のCG会社であるJCGLを経て渡米され,現在リズム&ヒューズスタジオでご活躍中のPrincipal Graphics Scientistです.卒業研究の時は23号館5階の研究室へ毎晩泊まり込み,FORTRANで隠線消去プログラムを書き,プロッタへ表示したとのこと.日本へ来る機会が大変少ないようですが,いつか学生の皆さんにハリウッドとコンピュータグラフィックスと学生時代の話しを講義していただけると良いですね.

2023年3月9日(木)に帝国ホテルで公益財団法人 科学技術融合振興財団(FOST)の2022年度FOST賞の授賞式が行われ,大学院博士後期課程3年の進士多佳子さんがFOST新人賞を受賞しました.進士さんは,同財団から助成金を得て家族間協調によるライフヒストリ記録システムの開発を行い,この成果で3月25日に博士(工学)の学位を授与されますが,この研究成果が財団によっても評価されたものです.今後は,本システムの実用化に向けての開発を続けていくとのことです.今後の研究開発及び事業化に興味のある方は,古市研究室まで問い合わせてください.

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古市先生は「2022年度日本デジタルゲーム学会賞」を受賞し,2023年2月24日〜25日に開催された 日本デジタルゲーム学会年次大会で授賞式がおこなれました.

2023年2月24日〜25日に開催された日本デジタルゲーム学会年次大会のインタラクティブセッションで3年生の佐々木唯衣さんが「白内障手術体験シミュレータ“シロ”の開発」というタイトルで発表し,学生奨励賞を受賞しました!本賞は本年次大会で学生が発表した20件の中から優秀な論文2件が選ばれたものです.受賞は筆頭著者の佐々木唯衣さんですが,共著者の渡邉雅子さん,喜内瞭君,髙橋龍世君らが全員表彰されたものです.おめでとうございます! なお,喜内君と髙橋君は1年生の学生で,古市研究室の見習い生として本研究を3年生の学生と一緒に行ってきました.

なお,古市研究室からは本発表を含めて学生が6件,教員が1件発表しました. 発表した論文一覧はResearchmapでご覧いただけます.

①白内障手術体験シミュレータ“シロ”の開発, 佐々木唯衣, 渡邉雅子, 喜内瞭, 髙橋龍世, 粟飯原萌, 古市昌一
②男性美容コンサルティングチャットボット“智慧”の試作,岡田万実, 高郁晴, 古市昌一
③忘却曲線に基づくCBTテスト対策支援システムの試作,康善伊, 中村夏帆, 古市昌一
④即答力の向上等を目的とした就職面接練習用シリアスゲームの試作,古郡映莉奈, 土田羽乃, 古市昌一
⑤新入生の大学生活に対する満足度向上を目的とした シリアスゲームの試作および1次評価, 清家光生, 木原優斗, 二神昌洋, 桒本陽希, 古市昌一
⑥運動不足解消を目的としたVR空間上で体動を利用しキャラクターを動かす シリアスゲーム “LET’S UNDO”の試作,立原慧大, 服部紀葵, 松永悠生奈, 大平純蓮, 古市昌一,日本デジタルゲーム学会第13回年次大会 2023年2月25日
⑦ゲーム教育SIG 活動報告 -勉強会8回を振返りゲームの未来を考える,岸本 好弘, 小野 憲史, 後藤 誠, 河野 義広, 財津 康輔, 川村 景吾, 粟飯原 萌, 古市 昌一,日本デジタルゲーム学会第13回年次大会 2023年2月24日

大学院博士後期課程の倉川清志君が2023年2月19日(日)に日本橋公会堂で開催された「全国志ビジネスプレゼンテーション大会」に出場し,現在研究で実施している内容等を中核とする新しいビジネスについて発表し,優勝・環境大臣賞を受賞しました.倉川清志氏は現在博士後期課程の3年生で,2023年9月の修了を目指している学生ですが,同時に(株)東京技術計算コンサルタントの代表取締役でもあります.日本大学大学院生産工学研究科の数理情報工学専攻には,在職のまま研究室で研究をすすめる社会人学生が多数在籍し,自ら会社で行っているビジネスを,学術界においても評価を高めるよう,教員や学生とともに研究を進めています.

2022年8月26日~27日,大韓民国・漣川(ヨンチョン)郡の「漣川ベースボールパーク野球場 第1,2野球場 」にて行われた「漣川(ヨンチョン)郡長杯全国聾唖者野球大会及び日本ろう野球協会チーム招待試合」に日本代表として数理情報工学科の殿山塁規君が出場し,日本代表チームが3戦3勝,優秀打者賞を受賞しました.

数理情報工学科はCG-ARTS協会認定教育校で,メディアデザインコースの学生は2年生の時からCG検定の各分野の合格を目指します.他コース(数理情報システムコース及び情報工学コース, 2022年度からそれぞれシミュレーション・データサイエンスコース及びコンピュータサイエンスコースと名称が変更となります)の学生の中にもCG検定を受検する学生が多く,毎年エキスパートの合格者でかつ授業でも優秀な成績を収めた学生が一人CG-ARTS協会賞としてノミネートされ,CG-ARTS協会から賞を受賞します.2021年度はメディアデザインコース3年の柳田大記君が受賞しました,おめでとうございます!

数理情報工学科のメディアデザインコースではCG-ARTS協会認定教育を実施しており,毎年多数の学生がCG検定(CGクリエイター,CGエンジニア,画像処理エンジニア等各部門)を受検します.今年度,CG-ARTS協会から数理情報工学科は「CG-ARTS賞 -合格者数部門-」を授賞し,数理情報工学科主任の中村先生が賞状の授与を受けました.おめでとうございます.これは今年も多くの学生がメディアデザインコースの各講義及び演習で学び,CG検定に受検して合格してくれたことのおかげです,学生諸君に感謝いたします!

数理情報工学科では多数の学生が2014年度にCG検定を受検しましたが,このたび「合格者数の部門」で優秀校として表彰されました!2012年度に「合格率の部門」で受賞したのに続き,2回目の受賞です.

数理情報工学科はCG-ARTS協会の認定教育校で,メディアデザインコースの学生は2年生の時からCG検定の各分野の合格を目指します.他コース(数理情報システムコース及び情報工学コース)の学生の中にもCG検定を受検する学生が多く,毎年エキスパートの合格者でかつ授業でも優秀な成績を収めた学生が一人CG-ARTS協会賞としてノミネートされ,CG-ARTS協会から賞を受賞します.2019年度はメディアデザインコース3年(現在4年生)の平山湧也君が受賞しました,おめでとうございます!

数理情報工学科のメディアデザインコースではCG-ARTS協会認定教育を実施しており,コンピュータグラフィックス,アニメーション,ゲームデザイン,Webデザイン,画像処理等の各講義を通して学生の皆さんはメディアデザイン技術を学びます.CG-ARTS協会では毎年各認定校で優秀な成績(認定試験のエキスパート部門合格及び優秀な作品制作等)を収めた学生を表彰する制度があり,それがCG-ARTS賞です.今年度CG-ARTS賞に選ばれたのは3年生メディアデザインコースの山家弘大君(古市研究室所属)で,3月8日に表彰式を行いました.おめでとうございます.

CG検定の合格率部門において,数理情報工学科は2012年度の優秀校を受賞しました!更に,普及振興部門でも同時受賞し,2013年3月8日にCG-ARTS協会の方から盾に入った表彰状をいただきました.どちらの賞も,数理情報工学科のメディアデザインコースの学生を中心として全コースの学生がCG検定を受験し,優秀な成績を収めた結果です.CG検定の受検を開始して3年目にしての快挙に,おそらく学外の方も驚いていることでしょう.更なる合格率向上に向けて2013年度も頑張りましょう!

数数理情報工学科・メディアデザインコース4年の白井さんが,平成25年度CG-ARTS協会賞を受賞され,中村先生から賞状を授与されました.CG-ARTS協会賞は,CG検定のエキスパートに合格するとともに,メディアデザインコースの各講義・演習で優秀な作品を制作した学生に送られるものです.おめでとうございます.

数理情報工学専攻見坐地研究室の大学院生鈴木 悠哉君(M1),種橋 潤也君(M1),飯島 有咲さん(M1)が,2021年度自動車技術会関東支部学術研究講演会(ICATYE、2022年3月10日開催)でベストペーパー賞(優秀論文賞)を受賞しました。おめでとうございます。当講演会では90件の発表があり,12件がベストペーパー賞として選定されました。

 【受賞論文】
 「車両挙動を考慮したドライバーの首回りの筋骨格に対する影響解析」
 日本大学(生産工)  鈴木悠哉, 種橋潤也, 飯島有咲, 髙橋亜佑美, 見坐地一人
 日立Astemo(株) 伊澤正樹

数理情報工学専攻の大学院博士前期課程2年の花岡佑哉さん(伊東研究室所属)が,昨年度開催された国際会議JSST2019において,"Shape Modelling of Plateau Borders of Metal Foam by Implicit Surface"というタイトルで発表致しました. この発表は Student Presentation Award を受賞しておりましたが,2019年度に受賞した発表の中でも特に高く評価され,Young Researcher Encouragement Awardも今年度追加で受賞致しました.おめでとうございます.

春休み中数理情報工学科の一部の学生は日頃の研究成果を学会で発表します. 2022年2月11日〜12日に開催された日本デジタルゲーム学会第12回年次大会には,髙橋亜佑美先生が大学院におけるプロジェクト演習型講義の成果を「PBL型演習におけるeスポーツイベントの試み」というタイトルで発表した他,古市研究室の3年生の学生3グループがそれぞれ「メディアリテラシー教育を目的としたWebゲームの試作」,「防災気象情報の理解と活用を目的としたアドベンチャーゲームの試作」,「Clusterを利用した空間把握能力向上を目的としたシリアスゲームの試作」というタイトルで,数理情報工学演習という通年科目で実施した研究成果を発表しました.

数理情報工学科見坐地研究室の上田晃太郎君(M2)が、2020年度自動車技術会関東支部学術研究講演会(ICATYE、2021年3月11日開催)でベストペーパー賞(優秀論文賞)を受賞しました。おめでとうございます。当講演会は、91件の発表があり約10件がベストペーパー賞として選定されました。

【受賞論文】
★「遮音ガラスの数理モデルとGAを用いた遮音特性最適化に関する研究」
日本大学(生産工) 上田晃太郎,髙橋亜佑美,見坐地一人
積水化学 岩本達也,武田祐磨